2007年4月13日 (金)

オイル添加剤

前回から3ヶ月も経ってしまったがなかなかいいねたがなく書くこともなかった。そこで今回はオイル添加剤。
オイル添加剤は職業柄25年くらい付き合っているなかで、ものすごい数をテストしてきた。その時代によって色々な固形潤滑物によるものや液体だけの物も有った。今回テストしたのは液体であめ色の普通のオイルという感じだ。現在まだ色々なデータは取ってないのでフィーリングだけの報告になってしまうがなかなか感触が良かった。まず1台はシトロエンエグザンティア。Sany0169
このクルマは13万キロ走っているがまめにオイル交換もやってマックスWater不思議なオイルエレメントブリスクプラグなどでかなり調子が良くなっている。そこにただ添加しただけで更によくなるのかと言うとことに興味があった。結果から言うとエンジン音が静かになり加速中もフリクションが少なくなって軽くスピードに乗っていくようになった。今まで色々やって毎回同じような感じで良くなっているのに更に良くなっている。印象的なのは色々な速度域で再加速がとても軽快になった。もう一台ユーノスロードスターにも入れてテストしたが全く同じ効き方である。2台ともこれからデータを取っていこうと思っている。尚、商品名はProーTec。販売元はマインシュポルトである。

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2006年12月17日 (日)

35エグザンティアのサスペンションチューニング結論

前回チューニングと書いたが、窒素ガス圧だけではベストセッティングが出ないことが判った。結論から言うとフィーリングが変わるということで好みの問題だ。
この結論に至るまでには標準圧以外に4種類ほどテストした。
Sany0023 この緑色の玉がスフィアと呼ばれ、窒素ガスが溜まっている所で、経年劣化により圧力が下がってくると乗り心地が悪くなるといわれている。しかし、ガスが抜けてくるとソフトな乗り心地になるのではないかな?と思いつつ、なんで悪くなるか判らなかった。

そこでテストを開始したわけだ。モデルによっても異なるが、標準のスフィア圧力は私の車では前が50バール後ろが30バールである。最初は前後とも5バール上げてみた。前が55バール、後ろが35バールである。金属スプリングで言えばバネレートを10%ほど上げたのと同じである。当然のようにしっかり感が出てきて、首都高などでは接地性がよくなったような感じだ。車高は自動調整してくれるので全く変わらない。乗り心地は多少硬くなった感じだが、他車よりはソフトでシトロエン独特の味だ。ここまでは予想通り。

次に、前後とも標準より10バール下げてみた。40/20になったわけだが、予想以上に快適な乗り心地に変化した。この状態で700キロ以上走ってみたが悪いところは見当たらないどころか、都内の走行では使いやすい。

ならば・・・と言うことで、次のテストでは確認の意味で更に圧力を下げて30/15にまで下げてみた。標準からすれば約半分のレートになる。走ってみると前回の圧から20%以上柔かくなっているので、それがそのまま乗り心地に出ていて、雲の上みたいな感じで走っていく。これだけ圧力が下がると乗り心地が悪化してスフィアの交換という状態に近づくはずなのだが一向に乗り心地は悪くならない。

ただし気が付いたことがひとつある。これ以上圧が下がると突き上げ感が増えそうだということだ。通常のスプリングのところを窒素ガスが受け持っているので軟らかいとサスのストロークが増えることになる。従ってダンパーの動きが速くなり、アブソーバーの反発力が強くなって固さが出てくることから、路面によっては突き上げ感が強くなってしまうようだ。確かに大きな凹凸ではショックが大きい。この辺が低圧の限界のようである。Sany0014

だんだん判ってきたので今度は標準より10バール上げてテストすることにする。60/40にしてみた。圧力を上げることにより窒素ガスで荷重を受け持つ部分が増えるので、ダンパーのストロークが減り、突き上げ感が減るのではないかという期待を持って、東京から仙台を一般道及び東北道を使って走ってみた。

確かに突き上げ感はなくなり、高速などは「いいかも」という感じである。反面一般道での乗り心地は多少硬くなりフワフワ感は少なくなった。(それでもシトロエンの感じではあるが)
4種類の圧力をテストしたわけであるが、この範囲ならば一般道、高速、ワインディングのどれもこなせるから、後は好みの問題というのが結論である。

私は最終的に10バール下げの40/20にしてシトロエンの味が良く出て突き上げ感の出てこないセッティングに落ち着いた。
ダンパーのオリフィス径などを変えれば、突き上げ感も変わり、もっとセッティング幅も増えるが、スフィアの圧調整だけなら簡単に出来るので好みや使用用途で変えるのも面白いと思う。この作業はRS-UNOで対応してくれる。

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2006年11月17日 (金)

34エグザンティアのサスペンションチューニング

シトロエンといえばハイドロニューマチックサスペンションという印象が強いが、興味のない人には全く知らない話で「何が良いの?」と言われてしまう。

乗ってみても「良さがわからない」といわれる始末だ。ドイツ車などのカチッとしたフィーリングとは正反対のソフトな乗り心地なのだが好みの分かれるところだ。

窒素ガスをスプリング代わりに使っているいわばエアサスだ。

エアサスは観光バスや最近の大型トラックの主流のサスペンションなのだが私は少しエアサスフェチかもしれない。レクサスだってエアサスを使っているのに・・・・

以下に簡単な説明を加えておく。

「ハイドロニューマチック」は、オイルと窒素ガスを用いたサスペンションで、窒素ガスがスプリングの役割を果たし、オイルはガスの体積変化を媒介する役割を持っている。このシステムでは、従来の機械的なサスペンションのスプリングとショックアブソーバーの代わりに、下部にサスペンションに直結したピストンを持つスフェアと呼ばれる球体が装着されており、その内部はラバー・ダイヤフラムで上下に2分され、上部に窒素ガス、下部はオイルにより満たされている。 エンジンにより駆動されるポンプからのハイプレッシャーオイルはいったんスフェアと同様の構造を持つメイン・アキュムレーターに送られ、一定の圧力に保たれ蓄えられながら各スフェアに送られる。

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 このサスペンションの特徴は、ソフトなバネレートによる快適な乗り心地はもちろんのこと、乗車人員数や積載物による荷重の変化に関係なく、常に車高を一定に保つこと(セルフレベリング)である。前後の車高調整バルブ(ハイトコレクター)は、荷重、路面、車輪の動きに応じて反応し、油圧をコントロールする。


 常に一定の車高を保つことで車体姿勢の変化に起因する操縦性への影響は最小限にとどめられ、ヘッドライトの光軸も一定に保たれる等、高い安全性を確保する。また、このシステムは荷重と無関係に任意に車高を変えられる(ハイトコントロ-ル)機能も併せ持っており、
悪路走行時などに有利である。

Sany0003_1

ところでこれのチューニングだが写真のように 窒素ガスの入っているタンクがストラットの上のほうに付いているので圧力を変えてサスペンションの味付を変えようということだ。 通常ガス圧が経年劣化で下がってきたときはタンクごと交換になるのだがバルブをつけてガスを充填できるようにするキットがある。

扱っているのは前にも出てきたアールエスウーノである。そこで標準より圧を上げたり下げたりしてフィーリングチェックしようと思う。下の写真は圧力の調整をしているところ。

さて結果は??

次回に書きます

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